辞書を使うと、翻訳結果などをレベルアップできます。
処理フロー(役割)は次のようになっています。
1.UDトーク音声辞書
UDトークを使っているときに、音声認識の精度をあげるためにつかうものです。
■ポイント■
・登録数には上限があります。
・変換がうまくいかない単語を登録しましょう。
・端末側で単語登録したIDでログインしておかないと、認識結果に適用されません。
2.翻訳辞書(対訳辞書)
この辞書は、MtGの辞書のように、「ある程度の数があって、あまり書き換えず、ジャンルが固まっているもの」をつかうようなときに向いています。
インストールしたフォルダ(dic\custom)フォルダに、辞書ファイルをいれます。ファイルは、Excelなどで作ってください。
- UTF-8 CSV形式で保存してください。
- A列に母国語、B列~に翻訳語がでるようにしてください。
- 1行目は言語コード(2文字)を指定してください。
3.方言辞書
インストールしたフォルダ(dic\Local)フォルダに、辞書ファイルをいれます。ファイルを自作したい場合は、Excelなどで作ってください。
- UTF-8 CSV形式で保存してください。
- A列に検索文字列、B列に置き換え文字列を置いてください。
4.補正辞書
その都度書き換えたいような単語は、ここで書き換えてください。
Excelで書き換えるという必要はなくて、この画面で書き換えができます。
この辞書機能では、よく誤認する言葉や、禁則ワードを置き換えるなどの機能で使ってください。
補正辞書には、音声認識後・翻訳前・翻訳後と3つのタイミングで変換をかける機能が備わっています。
5.ルビ辞書
ルビ辞書は、テロップなどにつく「ルビ」のための変換辞書です。一般的な辞書は入っていますが、正しいルビがつかない場合は、この辞書再編機能をつかってください。
「辞書に反映」を押すと、形態素辞書を再編します。再編すると、次再編するまで有効になります。
■ポイント■
ルビ辞書は日本語(かな表記)を作ったり、読み上げのために使われます。ほかの言語には適用されません。
辞書ツール
カード名などのデータベースを辞書一括登録するためのものです。たとえば、MtGの辞書を登録するには、Wisdom GuildさんのHPからカードデータをダウンロードし、辞書変換するなどの方法があります。