Remote Marionette とは
このツールは、リアルタイムWeb通信システムであるSkyWayを用いて、別の所にあるアバターを遠隔操作するためのものです。
やっていることは、バーチャルモーションキャプチャー(VMC)の通信を読み取って、インターネットサーバ経由で受信、受取先へ再送しているだけです。
↓この例は、目のモーションデータをネット経由で送っています
通信のながれ
- インターネット越えの通信はNTT CommunicationsのSkyWayを使ってます。
- WebRTCという通信技術で、時間的なロスがかなり抑えられるのが特徴です。
- Waidayoや、バーチャルモーションキャプチャーで送信されたVMCプロトコル・OSCプロトコルの通信を受信し、ネット越えした先のPCネットワークへ送信することができます。
使い方
まず、SkyWayのAPIキーを取得しましょう。個人非営利であれば、無料で取得が可能です。
ここでAPIキーをが得られるので、これをアプリにいれます
- ポイントとして、登録時、利用可能ドメインに「127.0.0.1」を入れておかないと動かないので、打ち込んでおきましょう。
- 送受信は同じAPIキーを使ってください。
■送信側
送信する側のPCでアプリを起動し、この部分を設定します。
- PCのIPを指定してもいいし、どのIPでもOKなら 0.0.0.0 でOKです。
- ポート番号は、送信ソフトが送り先にしている番号にあわせます。
設定がおわったらActiveボタンをおします。ONになれば色が付きます。うまく受信していれば、Logタブページのオレンジのところに、モーションデータが表示されていきます。
■受信側
受信する側のPCでアプリを起動し、この部分を設定します。
- 今の仕様では、VMC Receive側のポートも開いてしまうので、動作上問題ないポートに設定しておいてください。(ばもきゃ等と被らなければ、基本的にOK。いずれ仕様かえるかも。)
- Transmit側は、送信したいIP、Portに設定してください。
(ばもきゃが認識しているIP、Portなら動くかと思います)
設定がおわったらActiveボタンをおします。ONになれば色が付きます。うまく受信していれば、Logタブページのブルーのところに、モーションデータが表示されていきます。