OBSと連動させることで、よりフォントをきれいに、そして配信に負荷をかけずに字幕を出すことが可能になります。
この機能は、OBS Studioで機能します。
まず、OBS連携を使うためには、OBS Websocketをいれてください。少なくとも、v4.8 以上の安定版をいれてください。
OBS Websocket v5.0のアルファ版は、通信が不完全でプログラムがフリーズします。v4.9リリース版を使ってください。
インストールが完了すると、設定がふえます。
設定を開くと、通信ポートとパスワードを設定する画面がでます。
この値はあとで使うので覚えておいてください。
先ほどの設定をここに打ち込んでください。
正しく設定ができていれば、「OBS Studioに接続」を押すと通信ができるようになります。
OBS転送先の設定 ・この設定のみを使用 | ここに設定された名前の OBSテキストソースに、 認識した文字をいれます。 |
追加翻訳文の転送先 | 追加翻訳したものをいれる OBSテキストソース名を 指定します。 ※支援すると使える機能です |
色設定をOBSに送る | テロップ設定した色設定を OBSに反映します。 |
ソース名の先頭が一致する すべてのソースに字幕を送る | 特定のソース名ではなく、 前方一致するソース名すべてに テキストを送り込みます。 |
送信する字幕 | 複数行を送ることが可能です。 デフォルトは1です。 複数行にした場合は、 自動表示OFFの機能は 動かなくなります。 |
行頭記号 | 行毎につける行頭記号を指定します。 ■や/あたりが人気です。 |
改行を省く | 表示する行数を詰めたい場合に 使用します。 |
これらの設定をしたあと、音声認識をさせると、字幕がOBSに転送されるようになります。
うまくいかないとき
字幕がうまくでないときは、ここを確認しましょう。
①チェック画面で通信がうまくいっているかを見ます。
・緑色になっていれば、接続はできています。
・青なら通信接続を確認してみてください。
・オレンジであれば通信ポートを開くのに失敗しています。
ポートNoを変更して試してみましょう。
※OBS Studio + OBS Websocketに対応しています。
他の配信ソフトでは使えないので注意してください
(StreamLabs OBSも通信できませんので別の方法で
取り込むようにしてください)
②自分で文章を打ってから、送信してみて、文字が出るかを見ます。
字幕を送ってみましょう。
・テロップにでているのにOBSに出ていなければ
設定を送る先の設定がうまくできていない可能性があります。
・字幕もでていなければ、ゆかりねっとコネクター自身に
なにかしら問題が起きている可能性があります。
(設定が適切ではないなど)
→TwitterやDiscordで助けをもとめたり、設定の初期化を試してみて下さい。
③設定を確認します。
ここにOBSのテキストソース名をいれます。
※OBS側で部品をグループ化していると、正しく文字が
反映されません。これはOBS Websocketの仕様です。
グループ化せずにご使用ください。
④これでもダメでしたら、方法を変えることもご検討ください
・レポート頂ければ、再現したものから順に
修正される可能性はあります。
・画面キャプチャで取り込む方法が一番シンプルな解決方法です。