できること
- 認識間違いなどを辞書ルールに沿って訂正することができます
設定方法
まず、辞書プラグインを有効にします
次に辞書を設定します。
辞書は2つあります。
- 音声認識後の補正
音声認識直後の文章のうち、誤変換されるもの・認識されづらいものに対して変換するもの - 対訳辞書
音声認識の補正後、特定の言語毎に表現を整えるもの
下記の手法でファイルをつくって、読み込ませてください。
辞書の作り方
音声認識後辞書は、v1.5以降、ファイルを読み込ませる以外に画面上からの操作で作ることが可能になりました。従来のゆかりねっとコネクターと同様の操作になります。
◆辞書を画面上から加工する場合
従来通り、置換前・置換後を書いてください。上から順番に処理されるので、並び順も場合によっては大切になります。
◆辞書を外部ツールで作る場合
Excelやメモ帳などで作ってください。保存形式は CSV(UTF-8)にしてください。形式が違う場合は反映されません。
対訳辞書の場合は、1列目に言語を半角大文字で指定します。言語名は、ISO639-1形式で指定します。たとえば、日本語であればJAです。
2列目以降は、それぞれの言語毎にどの様な表現をするかを指定してください。
音声認識後の補正辞書は、A列が認識した文字列、B列が補正文字列になります。
ケーススタディ:
「あんぱんち」と音声認識させたとき
「アンパーンチ」と出したい
この場合は、補正辞書ファイルに
「あんぱんち,アンパーンチ」と設定されていればOKです。
オプション
■翻訳注釈を取り除く
DeepL翻訳などを使うときにでてくる「カッコ書きの訳注」を表示しないように加工します。
■翻訳エンジンからの影響が最小限になるように置換処理
翻訳エンジンによって結果が上書きされてしまうケースを極力抑えます。翻訳エンジンによっては、期待した結果を得られないことはあります。