無料翻訳エンジンのウイルス誤検知について

ゆかりねっとコネクター、TwiChaDash、まあちゃんでは、

■無料翻訳エンジン
 ・Trans.exe  (ゆかりねっとコネクター v2)
 ・ync_Trans.exe(ゆかりねっとコネクター v3)
 ・tcd_Trans.exe(TwiChaDash)
■中国語ピンインエンジン
 ・Pinyin.exe

これらは Pythonをつかって実装し、PyInstaller で実行形式にしています。

しかし、世の中にはPythonを用いてウイルスを書き、PyInstaller で実行形式にして流通しているケースはあるようです。

そのため、実行形式のなかみをみると、実際に翻訳処理するプログラムは 全体の10%もしめておらず、その他の部分はPyInstallerのファイル構造になっているので、ウイルス検出ソフトが誤って判定してしまう現象が起きています。

プログラムとしては、提供前にNortonなどでウイルス検査をパスしており、Microsoftへ審査提出した結果も「ウイルス定義から除外」となっておりますので、もし誤検出が起きる場合は、各自でご使用のウイルス検出ソフトで「除外設定」をお願いします。

※なお、根本解決するにも、この対策(電子署名)だけで年6万円ぐらいかかるうえに、それをしても誤検出しなくなる保証はないため、現状では 労力をかんがえても採算がとれません。

奇しくも翻訳が機能しなくなった方へ

ウイルス対策ソフトにファイルが消されてしまうと、

** Translate Engine not found : (ファイル名).exe **

みたいな表示がでたり、

指定された実行可能ファイルはこのOSプラットフォームに対して有効なアプリケーションではありません。

などのメッセージとともに、何もでなくなったりします。

そうなってしまった場合は、再インストールしたあとに、ウイルス対策ソフトで除外設定をしてみてください。

通常、すでに消された履歴が残っていますので「除外・復元」をすると、元に戻ります。また、復元したファイルがうまく動かない場合は再インストールすることで治ることも多いです。

*やみくもに除外をいれるとリスクになるので、該当する exe のみ除外でよいかと思います。

この設定については、あくまで自己判断でおねがいします。

なお、有料APIを個人契約するか、支援していただければ、これらのファイルを使わずに翻訳をすることが可能ですので、こちらをご希望の方は、ご検討いただけますと幸いです。

解決方法に困った方は、Twitterで知り合いに聞くか、サポート用のdiscordで質問をして聞くか… 模索してみてください。

(なお、支援して有料APIを使う場合は、trans.exeがなくても問題なく動くようになります)